M5Stackでは複数のフォントが使えますが、漢字フォントはありません。
M5Stackを表示機として使用するには、漢字表示が必要になってくるので、その方法を調べてみました。

◯参考にさせて頂いたサイト
東雲フォントを利用するライブラリを公開されてみえます。ただし、M5Stackとは使用する液晶が異なるため、表示部分のライブラリは利用できません。
それ以外のライブラリはそのまま利用できます。

(B)M5Stack MicroPython API調査記録 LCD編 - Qiita
M5Stackで美咲フォントを使用した漢字表示の例です。ただ美咲フォントは8ドットのため、ちょっと小さすぎます。

◯ソースコード

◯手順
  1. (A)の記事を熟読してスケッチの環境をつくります
    • MicroSDに、フォントと変換テーブルの3ファイルを保存します(PCでコピーすればOK)
    • フォントライブラリを設定します(OLEDライブラリは使わないので不要)
  2. 上記のスケッチをM5Stackに書き込みます
  3. M5Stackの画面に漢字が表示されれば成功です
    うまくいかない場合は、シリアルモニターでフォントファイル等が正しく読み込まれているか確認してください。

◯ソースコードの解説
基本的に(A)のサンプルスケッチから、OLED表示部分を削り、SDカードのCSを変更し、表示部分を(B)を参考に16ドットに変更しただけです。
shinonomePrintの中をいじれば、2倍角等も簡単に表示できます。

下記のビットフォントのフォーマットの説明がわかりやすくて助かりました。ありがとうございました。