M5Stackを"壁美人※"風につける方法を紹介します。
※壁美人というのは、石膏ボードにステプラー(ホチキス)で留める金具です。金具を取り外しても、ステプラーの針穴しか残りませんので、賃貸物件の壁とかでも気軽に使える優れものです。
M5Stackはマグネットが付いていますので、これを利用して壁につけられると、保守等で本体を取り外す時にも便利です。
ただ、壁が石膏ボードだったりすると、当然マグネットでは付きませんので、鉄板などを壁につける必要がでてきます。
鉄板は両面テープ等で壁に貼ってしまうのが簡単ですが、剥がすと壁紙まで剥がれてしまうので、どうもいただけません。
できれば、"壁美人"みたいな金具があると便利なので、今回は、M5Stack用の"壁美人"を作ってみました。
黒い部分はゴムです(後記)。
◯材料
- ステンレス板(50x50x0.5mm)ホームセンターで100x50mmで売っているので、半分にすれば2枚できる。
- クリアフォルダ(半透明)A4で数枚の書類を入れておくもの。100均で売っている。
- ゴムシート(0.5mm厚)ボタン操作をしないなら不要。0.5mm厚くらいの他のものでもOK。
- 両面テープクリアフォルダは剥がれやすいの強粘着の方が良い。テーブ幅が狭い場合は何カ所かつける。
- ステプラー一般的なもので良い。
◯作り方
- クリアフォルダを7cm角(縁が全周で1cm幅できる)に、ハサミで切る
- ステンレス板を両面テープで[1]の中央に貼る
- [2]のフチの部分をステプラーで壁に留めるステンレス板面が表。留めるの四辺で2カ所づつ。ステプラ―での留め方が想像できないかたは"壁美人"でネット検索してみてください
◯備考
- 難点は、ステプラー針が見えてしまうのでちょっと格好わるい。隠したいなら何かで目隠しする。
- ステンレス板を4cm角、クリアシートを5cm角にすれば、針が隠れる大きさにできるが、ステンレス板が40mm角になると本体のマグネット保持力がかなり低下する。
- 下方に0.5mm厚のゴムシートを両面テーブで貼り付けた。M5Stackのボタンを押した時、本体が傾いて落ちてしまうのを防止するためのもの。どちらかと言えばM5Stack側に付けておいた方がよいものだが、ピンアサインが見えなくなるのがイヤだったので