この記事は、スターヤフエレ(ヤフオク)で、販売しているリチウム充電モジュール固定用変換基板(ChageModuleConverter-r0)についての説明書です。
◯リチウム充電モジュール基板(以下、充電基板)について
アマゾンやAliexpressで、充電基板が安価(約40円/1枚)に販売されています。
メーカーや型番が不明な場合が多いですが、下記のサイズとピン配列の製品を対象にしています。
(裏面にTP4056-Protect等の印刷があるものもあります)
この充電基板は、取り付け穴がなく、パッド間隔も2.54mmではないため。ケースなどに固定したいときにはとても不便です。


◯リチウム充電モジュール変換基板(以下、固定基板)とは
この固定基板は、パッドの引き出し(ブレイクアウト)と、固定用の穴を付加するための基板です
  • M3の貫通穴
  • XNコネクタ用パッドが3つ(IN、OUT、BAT)
  • PHコネクタ用パッドが1つ(BAT)
基板サイズを優先したためコネクタ同士の間隔は、2.54mmではありません(したがって、この固定基板もユニバーサル基板には乗りません)

○ブレイクアウト・パッド

○基板サイズ
30x26x1.2mm、取付穴はM3

リファレンス名
内容
想定コネクタ
備考
J1
OUT
XNコネクター
2.54mmピッチ
J2
IN
XNコネクター
2.54mmピッチ
J3
B(バッテリー)
XNコネクター
2.54mmピッチ
J4
B(バッテリー)
PHコネクター
2mmピッチ。
  • 各コネクタのパッドは端子1がマイナス(角パッド)、端子2がプラス(丸パッド)と接続されています。
  • J3とJ4は同じ機能です。PHコネクタ付のバッテリーを接続する場合はJ4を使ってください。
    (ただし極性によっては使えませんので注意してください)

◯充電基板との接合
固定基板に充電基板を熱伝導両面テープで接着し、端子をスズメッキ線等でハンダしてください。
固定基板は、放熱のためべたグランドになっています。基板同士のスルーホール等が接触しないよう絶縁してください。


○免責
この変換基板の使用による事故等に関しては、当社では補償できません。

○履歴
2018-09-23 初版公開